※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
YouTube、ゲーム実況、ライブ配信、ナレーション、ポッドキャストなどで、
「声をもっと聞きやすくしたい」
「エアコンやPCファンの音をなるべく拾いたくない」
「USBマイクから、もう一段本格的な配信環境へ移りたい」
という人に注目してほしい組み合わせが、
Audio-Technica(オーディオテクニカ)AT2040 × AT-UMX3
です。
AT2040は、声の収音を得意とするハイパーカーディオイド特性のダイナミックマイク。
AT-UMX3は、マイク・楽器・PC音声などを扱えるライブ配信向けUSBオーディオミキサーです。
筆者自身、この組み合わせを実際に使ってきました。
使ってみて特に感じるのは、
マイクを口元へ置いても邪魔になりにくいこと
声が不自然に加工された感じになりにくく、聞き取りやすいこと
AT-UMX3の操作がシンプルで、配信前の調整に時間を取られにくいこと
です。
2026年現在もAT2040、AT-UMX3ともオーディオテクニカ公式サイトに掲載されています。
さらに2026年5月には、AT2040のホワイトモデル**「AT2040 CWH」**も登場しました。
この記事では、
AT2040とはどんなマイクなのか。
AT-UMX3で何ができるのか。
2台をどう接続するのか。
実際に使って感じたメリット。
OBSやライブ配信での使い方。
USBマイクとの違い。
購入前に知っておきたいデメリット。
2026年のホワイトモデル。
まで詳しく解説します。
AT2040×AT-UMX3とは?
まず、この2製品の役割を整理すると非常に分かりやすくなります。
AT2040=声を拾うマイク
AT-UMX3=マイクの音をPCなどへ送る機器
です。
AT2040はXLR接続のマイクなので、USBケーブルで直接PCへ接続することはできません。
PCで使うにはオーディオインターフェイスやミキサーなどが必要です。
その役割を担うのがAT-UMX3です。
接続は基本的に、
AT2040
↓ XLRケーブル
AT-UMX3
↓ USB
PC
という流れです。
オーディオテクニカ公式でも、AT2040はXLR出力を採用し、オーディオインターフェイスや配信用ミキサーなどと組み合わせて使う製品として案内されています。
AT2040の基本スペック
AT2040は2021年9月24日に発売されたダイナミックマイクです。
| 項目 | AT2040 |
|---|---|
| 型式 | ダイナミック型 |
| 指向特性 | ハイパーカーディオイド |
| 周波数特性 | 80~16,000Hz |
| 感度 | −53dB(2.2mV) |
| 出力インピーダンス | 600Ω |
| 出力 | 3ピンXLR-M |
| 重量 | 615g |
| 長さ | 145.3mm |
| 最大径 | 52mm |
| 発売日 | 2021年9月24日 |
公式仕様でも、AT2040はハイパーカーディオイド特性・80~16,000Hz・615gとされています。
AT2040の特徴① 周囲の音を拾いにくい
AT2040の大きな特徴が、
ハイパーカーディオイド
という指向特性です。
簡単にいえば、
マイク正面の音を重点的に拾い、周囲から入る音を抑えやすい
設計です。
自宅で配信すると、
エアコン。
PCファン。
キーボード。
家の外の音。
部屋の反響。
など、声以外の音が気になることがあります。
AT2040は、こうした自宅環境で不要なルームノイズを抑えながら、狙った声を収音することを目的に設計されています。
コンデンサーマイクではなくダイナミック型
AT2040はダイナミックマイクです。
配信マイクというとコンデンサーマイクを思い浮かべる人も多いでしょう。
コンデンサーマイクは繊細な音まで拾いやすい反面、自宅では、
エアコン。
反響音。
PCファン。
生活音。
なども拾いやすくなる場合があります。
一方、AT2040は声を近い位置から収音する配信・ナレーション・ポッドキャストと相性がよく、オーディオテクニカもこうした用途を想定しています。
防音設備の整ったスタジオではなく、
普通の部屋でできるだけ声へフォーカスしたい
という人には考えやすい選択肢です。
AT2040の特徴② ポップフィルターを内蔵
マイクへ近づいて、
「パ」
「ポ」
「バ」
などを発音したときに発生しやすいのがポップノイズです。
一般的なマイクでは、マイク前に丸いポップガードを取り付けることがあります。
しかしAT2040は、音響特性の異なる2種類の素材を使ったポップフィルターを本体に内蔵しています。
そのため大きな外付けポップガードを設置しなくても、口元へ比較的近づけて使いやすい設計です。
AT2040の特徴③ ショックマウントも内蔵
もう一つ便利なのが、
一体型ショックマウント
です。
机を触る。
キーボードを操作する。
マイクアームへ触れる。
こうした振動がスタンドやアームからマイクへ伝わると、低い「ゴン」「ドン」という音として録音されることがあります。
AT2040は本体内部のショックマウントによって、スタンドやブームアームから伝わる振動を抑制する設計です。
ポップフィルターとショックマウントを最初から内蔵している点は、デスク周りを複雑にしたくない人にもメリットがあります。
実際に使って感じたAT2040の良さ
筆者が実際に使って特に良かったと感じたのは3点です。
① マイクが近くても邪魔になりにくい
配信ではマイクを口元へ近づけるほど、画面やキーボード操作の邪魔になりやすくなります。
AT2040は比較的コンパクトな形状なので、位置を調整すれば視界を大きく遮らず使いやすいと感じました。
ブームアームと組み合わせると、さらに位置調整しやすくなります。
② 声が自然で聞き取りやすい
高性能マイクだからといって、必ずしも「派手な音」が良いわけではありません。
配信やナレーションで重要なのは、
長時間聞いても疲れにくく、言葉が分かりやすいこと
です。
AT2040を使った印象では、声が極端に作られた感じになりにくく、自然に聞き取りやすい方向だと感じています。
③ デスクをすっきりさせやすい
外付けポップフィルターなどを減らせるため、マイク周辺を比較的シンプルにできます。
配信では、
モニター。
キーボード。
マウス。
コントローラー。
照明。
カメラ。
など、デスク上の機材が増えがちです。
マイク周りをコンパクトにできるのは意外に大きなメリットです。
AT-UMX3とは?
AT-UMX3は、オーディオテクニカのライブ配信用USBオーディオミキサーです。
マイクだけではなく、
ギター。
キーボード。
PC音声。
スマートフォン・タブレット。
などを組み合わせた配信にも対応できます。
主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | AT-UMX3 |
|---|---|
| MIC入力 | XLR/TRSコンボ |
| GUITAR入力 | 6.3mm Hi-Z |
| KEYBOARD入力 | L/MONO・R |
| USB | USB 2.0 High Speed |
| 最大サンプリング周波数 | 192kHz |
| ビットレート | 16bit/24bit |
| ファントム電源 | +48V |
| ヘッドホン | 3.5mm |
| 電源 | USB-Cバスパワー |
| 重量 | 334g |
| サイズ | W127×D131×H44mm |
最大192kHz/24bit、+48Vファントム電源、USB-Cバスパワー、ループバックなどに対応しています。
AT2040をAT-UMX3へ接続する方法
接続は難しくありません。
用意するもの
AT2040
AT-UMX3
XLRケーブル
PC
ヘッドホンまたはイヤホン
です。
AT2040とAT-UMX3をつなぐXLRケーブルは必要なので、購入時に忘れないよう注意してください。
接続手順
1.AT2040とAT-UMX3をXLRケーブルで接続
AT-UMX3背面のMIC入力端子へAT2040を接続します。
MIC端子はXLRと6.3mmモノラル標準プラグの両方に対応しています。
2.ファントム電源をOFFにする
ここは重要です。
AT2040はダイナミックマイクです。
AT-UMX3公式取扱説明書では、ダイナミックマイクを接続する場合はファントム電源スイッチをOFFにして接続するよう案内されています。
+48Vはコンデンサーマイクなどで必要になる機能です。
3.AT-UMX3とPCをUSB接続
付属USBケーブルをAT-UMX3背面のUSB端子へ接続し、PCへ接続します。
PCからUSB経由で電源も供給されます。
4.ヘッドホンを接続
AT-UMX3のヘッドホン端子へ接続すれば、配信中の音を確認できます。
AT-UMX3が初心者でも使いやすい理由
実際に使って感じるのは、何を操作しているのか分かりやすいことです。
マイク入力。
ライン入力。
USB入力。
ヘッドホン。
ループバック。
ミュート。
と役割が比較的はっきり分かれています。
高機能なミキサーには大量のボタンやメニューを備えたものもありますが、
「まず自分の声とPC音を配信したい」
という用途なら、AT-UMX3は理解しやすい構成です。
ループバック機能が便利
ライブ配信で非常に便利なのが、
ループバック
です。
ループバックをONにすると、
マイク入力+ライン入力+PCなどで再生しているUSB音声
をステレオミックスしてデバイスへ戻せます。
つまり、
自分の声。
ゲーム音。
BGM。
などを一緒に配信できます。
例えばゲーム実況なら、
AT2040で自分の声
+
PCで流れるゲーム音
を組み合わせた配信環境を作れます。
マイクミュートがすぐできる
配信中、
咳をする。
家族と話す。
電話が来る。
という場合があります。
AT-UMX3にはマイクミュートボタンがあり、押すとマイク入力を消音できます。
ミュート中はボタンが赤く点灯します。
さらに、
配信には自分の声を流したまま、自分のヘッドホンだけからマイク音を消す
「マイクモニターミュート」もあります。
自分の声がヘッドホンから返ってくるのが苦手な人には便利です。
OBSで使う場合
OBS Studioで配信する場合は、AT-UMX3をPCへUSB接続したうえで、OBSの音声入力デバイスとしてAT-UMX3を設定します。
基本的には、
AT2040 → AT-UMX3 → PC → OBS
という流れになります。
ゲーム音やBGMをループバックでまとめる場合は、AT-UMX3側のLOOPBACKスイッチをONにします。
ただしOBS側でもデスクトップ音声を同時に取り込んでいると、設定によってはゲーム音・BGMが二重に入る場合があります。
そのため、
OBS側で音を取るのか
AT-UMX3のループバックでまとめるのか
を決めて設定するのがおすすめです。
オーディオテクニカ公式でも、PC上で再生する音をBGMとして配信したい場合はループバックをONにする方法が案内されています。
最初のGAIN調整は慎重に
音質以前に重要なのが入力レベルです。
GAINを上げすぎると音が割れやすくなり、低すぎると配信で声が小さくなります。
AT-UMX3には入力レベルを確認するための表示があるので、
通常の声。
少し大きな声。
笑ったとき。
ゲーム中に思わず声が大きくなったとき。
まで想定して調整するのがおすすめです。
最初から「最大」にするのではなく、実際の配信時の声量で決めましょう。
AT2040+AT-UMX3のメリット
この組み合わせのメリットをまとめると、次のようになります。
周囲の音を抑えやすいダイナミックマイク
ハイパーカーディオイドで声へフォーカスしやすい
ポップフィルター内蔵
一体型ショックマウント
XLRなので将来別のミキサーへ変更可能
AT-UMX3でマイク・PC音・楽器などを扱える
ループバック対応
マイクミュート対応
最大192kHz/24bit
と、配信環境を本格化するための機能が揃っています。
デメリット① USBマイクより機材が増える
AT2040はUSBマイクではありません。
そのため、
AT2040。
AT-UMX3。
XLRケーブル。
USBケーブル。
必要に応じてマイクアーム。
などが必要です。
「PCへマイク1本挿すだけでいい」
という人なら、USBマイクの方が簡単です。
デメリット② 初期費用はUSBマイクより高くなりやすい
マイク本体だけではPCへ接続できないため、AT-UMX3などの機器が必要です。
その分、USBマイク1台と比べると総額は上がりやすくなります。
一方でXLR環境を作ると、
将来マイクだけ変更する
ミキサーだけ変更する
というアップグレードがしやすくなります。
AT2040USBという選択肢もある
実はAT2040シリーズには、
AT2040USB
もあります。
こちらはAT2040のダイナミック型・ハイパーカーディオイドという特徴をベースに、USB機能を搭載したモデルです。
最大24bit/96kHz、ヘッドホン出力、ダイレクトモニタリング、ミュートなどを備えています。
そのため、
機材をできるだけ少なくしたい → AT2040USB
ループバックや複数入力、今後の拡張性を重視 → AT2040+AT-UMX3
と考えると選びやすいでしょう。
2026年には白いAT2040も登場
2026年の大きな変更点です。
オーディオテクニカは2026年5月22日に、
AT2040 CWH
を公式オンラインストア限定で発売しました。
基本的な音質・性能はAT2040を引き継ぎながら、ホワイトカラーになっています。
さらにホワイト仕様の専用外付けショックマウントも付属します。
白いデスク。
白いPC。
白いキーボード。
白いマイクアーム。
など、デスク周りをホワイトで統一したい人には魅力的です。
AT-UMX3にもホワイトモデルがある
AT-UMX3にも、
AT-UMX3 WH
というホワイトモデルがあります。
こちらは2025年4月11日に公式オンラインストア限定で発売されました。
ただし、2026年9月確認時点では公式製品ページに**「生産完了」**表示があります。
そのためホワイトで統一したい場合は、販売状況や在庫を必ず確認してください。
AT2040 CWHそのものは2026年5月発売の新しいモデルです。
ブラックとホワイト、どちらがいい?
音質を重視するなら、基本性能で大きく迷う必要はありません。
ブラックのAT2040とホワイトのAT2040 CWHは、基本的なマイク仕様が共通です。
選ぶポイントは、
価格。
在庫。
デスクカラー。
付属品。
です。
見た目を気にしないなら従来のブラック。
白い配信デスクを作りたいならCWH。
という選び方でよいでしょう。
AT2040×AT-UMX3はどんな人におすすめ?
特におすすめしやすいのは、
YouTube配信を始めたい人
ゲーム実況をしたい人
ポッドキャストを収録したい人
ナレーションを録音したい人
USBマイクからXLR環境へステップアップしたい人
PCファンや部屋の音をできるだけ拾いたくない人
ゲーム音とマイク音をまとめて配信したい人
です。
逆におすすめしない人
次のような人にはオーバースペックになる可能性があります。
オンライン会議だけに使いたい
マイク1本をUSBで挿すだけにしたい
機材を増やしたくない
できるだけ安く始めたい
という場合です。
そうした用途なら、USBマイクから検討した方がシンプルでしょう。
購入前に必要なものを確認
AT2040だけ購入しても、基本的にはPCへ直接接続できません。
購入前に、
AT2040。
AT-UMX3。
XLRケーブル。
ヘッドホン。
必要ならマイクアームまたはマイクスタンド。
を確認してください。
特にXLRケーブルの買い忘れには注意しましょう。
Amazonで購入する場合
PR
Amazonでは価格、販売元、在庫が変動します。
この記事では特定価格を固定せず、購入時点の最新価格を確認する形にしています。
楽天市場で購入する場合
PR
ポイント還元やショップ独自キャンペーンを含めて比較するとよいでしょう。
よくある質問
Q.AT2040だけでPCへ接続できますか?
基本的にはできません。
AT2040はXLR出力なので、AT-UMX3のようなオーディオインターフェイス・ミキサーが必要です。
Q.AT2040に+48Vファントム電源は必要?
AT2040はダイナミックマイクです。
AT-UMX3の公式説明では、ダイナミックマイクを接続する場合はファントム電源をOFFにするよう案内されています。
Q.AT-UMX3でゲーム音と声を同時に配信できますか?
はい。
ループバックを利用すると、PCなどで再生されている音とマイク入力などをミックスして出力できます。
Q.AT2040はコンデンサーマイク?
いいえ。
ダイナミックマイクです。
Q.指向性は?
ハイパーカーディオイドです。
一般的なカーディオイドより狭い範囲へフォーカスし、周囲の不要な音を抑えやすい設計です。
Q.ポップガードは必要?
AT2040はポップフィルターを本体に内蔵しています。
必ず外付けポップガードが必要という製品ではありません。
Q.ショックマウントは必要?
一体型ショックマウントを内蔵しています。
さらに必要に応じて別売ショックマウントを追加することもできます。
Q.AT2040USBとどっちがいい?
シンプルさを優先するならAT2040USB。
ループバック、複数入力、XLR環境の拡張性を重視するならAT2040+AT-UMX3が向いています。
Q.ホワイトモデルはある?
AT2040 CWHが2026年5月22日に発売されています。
AT-UMX3にもホワイトモデルがありますが、2026年9月確認時点の公式ページでは生産完了表示になっているため、在庫確認が必要です。
AT2040×AT-UMX3まとめ
Audio-Technica AT2040×AT-UMX3は、
「USBマイクより一段本格的な配信環境を作りたい」
という人に向いた組み合わせです。
AT2040は、
ダイナミック型。
ハイパーカーディオイド。
ポップフィルター内蔵。
一体型ショックマウント。
XLR出力。
という、声の収録・配信に使いやすい特徴を備えています。
AT-UMX3は、
XLRマイク入力。
最大192kHz/24bit。
ループバック。
マイクミュート。
モニター。
楽器入力。
USB接続。
など、配信環境を構築するための機能を備えています。
実際に使ってみても、
マイクが邪魔になりにくい
声が聞き取りやすい
AT-UMX3の操作を理解しやすい
という点は、このセットの大きな魅力だと感じています。
そして2026年にはホワイトモデルのAT2040 CWHも登場。
機能だけでなく、配信デスクのデザインまで選択肢が広がっています。
「配信で声の品質を上げたい」
「PCファンや部屋のノイズをできるだけ抑えたい」
「これからXLRマイク環境を作りたい」
という人なら、AT2040+AT-UMX3は現在でも十分検討する価値のある組み合わせです。
参考・出典
本記事は2026年9月4日時点で、オーディオテクニカ公式情報および筆者の使用経験をもとに内容を確認しています。
最終確認:2026年9月4日